ブリッジとは
ブリッジとは、何らかの理由で失った歯の両隣の歯から、橋をかけるように人工の歯をつないで歯を補う治療法です。しっかりと固定されるので、違和感が少なく、治療自体はとてもシンプルです。
両隣の歯を削る必要がありますが、ブリッジの設計次第で長期的に使用できる治療法です。
ブリッジ装着までの流れ
当院では長持ちするブリッジ治療を行うため、精密に検査やカウンセリングを行っております。
欠損した歯の歯ぐきの状態の確認と必要であれば処置、支えとなる両隣の歯(支台歯)の状態の確認と必要であれば処置を行います。
その上で、できるだけ負荷がかからないようなブリッジを設計していきます。支台歯に負荷がかかりすぎると、支台歯が折れてしまったりブリッジが外れてしまうことがあるため、この設計がとても大切です。
実際に装着する前にブリッジの仮歯をつけ、噛み合わせや装着感、発音に問題がないかなど確認しながら治療を進めていきます。
ブリッジを長持ちさせるために
ブリッジを長持ちさせるため、医院では土台から設計・装着まで精密で丁寧な治療を行いますが、装着後のケアもとても大切です。
ブリッジは歯と連結した取り外しのできない被せ物なので、ブリッジと歯ぐきの間に汚れがたまりやすく、ご自身の歯と同じお手入れの仕方だと虫歯や歯周病になりやすいです。そのため、ブリッジの箇所は重点的にブリッジと歯ぐきの間を歯みがきし、清潔な状態を保っていただく必要があります。
歯科医院でのクリーニングでは、普段の歯みがきで取りきれない汚れも落とせるので、定期的なメンテナンスも受けていただきたいです。
また、歯ぎしりや食いしばりが強い方はブリッジや歯を痛めてしまう可能性が高いため、マウスピースの利用をお勧めする場合があります。ご心配な方はご相談ください。

